ノートパソコンの液晶モニタ バックライト故障
- 2016/03/08
- 11:39

バックライト関連のトラブルは、だいたい、次の3点になりますね。
1.パソコンの画面が(認識できないほど)真っ暗になって操作できない。
2.ノートパソコンのモニタの開閉角度によっては、しっかり写るけど、角度によってはほとんど真っ暗。
3.しっかり見える時もあるが、真っ暗で見えないときの時間の長くなっている(PC起動して、BIOS表示までも暗くなる)。
といったところですね。
これらは、
モニタのバックライト、インバータの故障をはじめ、マザーボードにも影響が出ていることが少なくありません。
いわゆる「ガタがきている」状態ですね。
なので、バックライトのみ交換、インバータのみ交換しても、他の部品等の故障が出てくることも少なくありません。
液晶モニタの寿命の目安は、1日10時間使用しておおむね5年だと思ってください。
なので、
2012年以前に発売されたノートPCは、今年あたりから相当「ガタがきた」状態になってもおかしくありません。
バックライト関連のトラブルだけなら、システム自体は起動していますので、写真のように外部モニターを利用すれば、しっかり表示されます。
この状態でバックライト等の交換修理を行っても良いのですが、正直なところ、近い将来、他の部品にも問題が出る可能性が否定できません。なので、新しいPCに変えられることをオススメします。
業務で使用していて、周辺機器の関係で新しいPCへの移行を躊躇される場合、一つの方法として、中古同型機への移行もありえます。
相当ガタがきているパソコンは、設置場所から移動させただけでも問題が出ることがあります。ほんとうに厄介ですよね。
追記:
ノートパソコンのモニタまわりのトラブルが進むと、MBに損傷を与え、PCが通電しない、起動しないということになり得ます。数例ですが、私、経験しています。この手は、ノートパソコンの開閉角度によって、画面が見えたり、見えなかったりします。ほぼ、インバータに関連する故障ですね。
どこのメーカというわけでなく、すべてのメーカで起こり得ますが、なぜか、私のところにはDynabook系の持ち込みが多いようです。
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