超絶重すぎて、Windows7を使わざるをえないほどの Dell Inspiron 15 3567
- 2021/07/29
- 17:19
起動後も、あまりに遅すぎて物置にしまいたくなるDell Inspiron 15 3567
というわけで、使えるようにしました。
この機種、ノートパソコンの分解に手間取るタイプで、下記のようにキーボードを外さないと駄目なスリムタイプ。
保守を考えていないよね。

分解して、HDDを取り出したところ、まさかの「Bitlocker」仕様。Windows10Homeなのに。
ほんとうに、利用するユーザを考慮しない、「スペック上の高コスパ」だけで売り込んだマシンだな。
Bitlocker技術(=HDDの暗号化、HDDを保護できる代わりに、遅くなるよ)
電源スイッチ入れて、12分かかってやっと操作できる(というか、その後も遅いので、操作不能)って、どれだけ、人生を浪費しているのか。よくもまあ、としか言えない。
あったまに来たので、まじ、早くしてあげるよ。
作業代5,000円。部品代12,000円。
儲けじゃない、腹が立つマシンだからだよ。
1TBのHDDを、250GBのSSDに換装。

外したHDDは外付けHDDで利用できるようにHDDケースのおまけ。
4GBのメモリ追加。これで合計8GB。
CPUが第7世代のCorei3なので、スペック上は、Win11まで対応できるはず。
以上で、データ損失なしに、起動するまで20秒ほどの短縮。
体感ではなく、起動までに要する時間 36倍速。
起動後の体感も、実務上問題ない程度。
この年末、こんなマシンが続出すると思うと、気の毒するギル。
人生のあらゆることに無駄な時間なんてないけど、許容できないPCの遅さだけは「無駄な時間」。
Nさんの目が点になるのが楽しみ(笑)
明日、納品します。
最後までご覧いただきまして有難うございます。