液晶一体型パソコン dynabook REGZA PC D71/T3MB(PD71-T3MSXB) その1
- 2017/06/20
- 09:17
6月17日(土曜)
事務所で使用している液晶一体型AVPC dynabook REGZA PCを事務机から落下させてしまい、電源が入らなくなった状態でご相談頂きました。業務で使用しているため、月末業務には間に合わせたいとのこと。

高い位置からパソコンを落とした場合、最初に故障を疑うのはHDD。次がMBでしょう。
SSDは比較的衝撃に強いといわれますが、それでも、長期間のデータ保管を考えるとHDDのほうが無難ですよね。
PCが起動しないことを確認のうえ、簡易チェック。
幸いにもセーフモードでは起動します。
というわけで
まず、HDDを取出し、抜き出しできるデータを救出。
※このPC、筐体カバーがビス止めされておらず、分解するのに苦労しました。

この時点でHDDの状態は問題なし。
起動関係のシステムファイル類の破損が問題かなと考えました。
つぎにHDDのクローン。
といきたいところですが、クローンができません。
HDDエラーを回避しながらクローンするHDDスタンドでは当然ダメ。
細かく制御できる環境でクローンしてもダメ。
さまざまな方法をとりましたが、最終的に、不良セクタを強制的に飛ばすしか手がないですね。
故障したHDDを冷ました状態で、HDAT2をスタート。

昨日16:00からスタートしたHDD修復作業、本日9:00時点(17時間経過)で進捗は37%。
さすがに2TBのHDDは時間がかかりますね。
故障、データ救出を考えた場合、大きなHDDは使って欲しくない。もう。
続く